11月 222009
第46回 婦人科腫瘍学会。
今回一般発表はないのでそれなりに気楽。
公募研究,会長講演,特別講演を通して最近の癌研究のキモを。
いわゆる癌幹細胞,エピジェネティク,糖鎖研究の最前線。
わりと基礎的だが,楽しめた。
教育講演では,卵巣腫瘍取り扱い規約が面白かった。
とくに境界悪性に関して基本に立ち返ったという感じ。
教育プログラムはCOIであまり面白くはなかったが,
学会や,臨床試験グループについてのCOIに関しては少し参考にはなった。
ワークショップは相変わらずといった感じ。
婦人科腫瘍学会が設立した時はまあ全体の流れとさほど変わらない感じだったが,
却って分離したことで,婦人科腫瘍は,かなりのrare tumorのため
一般のoncologyからは後れを取っている感じが否めない。
今は産婦人科も余力がないので踏ん張りどきということですか。