婦人科ガイドラインのコンセンサスミーティングに出席した。
それぞれの分野でのそれぞれの立場による発言があり、一家言ある方が出席するので多少荒れたものになる。
一般診療のガイドラインということで標準的なものを取り入れる必要があるのだが、これがなかなか難しい。
あまり専門的に、あくまでもこれくらいはということがわかっていても、
一般診療でのレベルとしては不可能だということも存在する。
大多数が認める落としどころを見極めるのがこの会議の趣旨である。
しかしながら、そもそものクエスチョンの設定がやや不十分なものだったりすれば、集中砲火を浴びる。
ガイドライン作成者に求められるものは、まず与えられたクエスチョンの吟味がなされなければいけないんだなぁというのが正直な感想である。