11月 302015
 

獨協医学会講習 日本専門医機構 理事長 池田康夫 先生の講演

2017年既に開始、2020年新専門医制度開始まで、
まだいろいろ煮詰めながらやっていくらしい。見切り発車。

自分の年齢に置き換えると2020年にはすでに63歳になっている。
平成27年8月1日付で産婦人科指導医にはなっているが
専攻医の定員は研修プログラムに規定された症例数とのどちらか少ないほうで決まる。
まあ、地方産婦人科は志望者が少ないので、
場合によっては志望者が増える可能性はなくもないが
うちの医局では連携先も今のところK病院一か所しかないので何とも。
K病院のN先生も指導医の申請はしたんだろうか。
それともどこかと連携するプログラムを作成したのだろうか。
医局の事情に疎いのでよくわからない。

基本領域に総合診療専門医が加わり
基本領域と、サブスペシャリティ領域の2階建てになるので内科は大変らしい。
臨床研修2年、内科研修3年で内科専門医が必須。
そこからさらに最低3年ほどのサブスペシャリティの研修が必要。
計8年だが、内科研修の1年分は割り引いてくれるので最短7年はかかる。

地方の中核病院を抱える都会の大学はしばらくは継続が許されるが、
将来の地域中核病院基幹研修プログラムへの移行が望ましいとのことで
都内などの研修を制限しひきはがすことと、
基本領域研修では地域医療研修が必須となり、地域の医療圏構築が必要。
しばらくは激変しないようにソフトランディングを目指すらしいが、
研修プログラムに専攻医(0)人がないように協議ってどういうこと?
そもそも症例数はあれども志望者が少ない専攻科には配分してくれるってこと?
まあ、来年秋ぐらいからの動きに注目。

結局は症例数で専門医を制限し、医師の再配分を行う気らしいが
基幹領域専門医になるインセンティブは今のところ、標榜できるということと
サブスペシャリティに進むためには仕方がないといったところ。
今の保険事情では専門医加算みたいな金銭的インセンティブがないことが一番問題。

年寄りにはあまり関係ないが、もう一回基幹領域の指導医くらいは更新ができるかな。

 

 Posted by at 5:05 PM

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