3月 282018
 

本日は医局長不在につきドイツとの交換留学生の面倒を見た。
午前中の外来見学後、今回の留学の certification formの記入を頼まれた。
今回の病院見学は本日が最後で、病院の公印とサインが欲しいといわれる。
あまり細かいことを聞いてなかったので困った。
ミュンスター大学の証明書をネットでダウンロードして公印をもらうわけだが、
外来、医局のプリンターがうまく使えず、図書館へ。
来学以来、図書館も使ったことがないのか、入館の登録もされておらず、
証明の公印も教務課では学長のサインをもらうことになるため時間がかかるといわれ、
病院の庶務課へ。
病院長の公印をもらって、指導医としてサインをしてやっと終わった。

国際化といいつつ、こういう留学生の受け入れ態勢は適当。
せめてどういう証明にするのか統一してほしい。
病院としての certification form を用意しておくなり、
また、英語対応の公印もできれば作っておくのがいんじゃないのかなぁ。と思った。

10月 072017
 

うちの子の大学の保護者会に出席。

食関連の専門学校が大学になったという感じで、学部は2つ。

多少成績が悪くなかった子弟は、国家試験のある学部へ入る。目標が決まているといえば決まっているので、
50以上の講座で単位を取らなければならならず、とにかく勉強しなければ
受験もできないため何も考える必要はないが、
そもそも狭い領域なので、やはりこんなはずじゃと思う学生も結構いるらしい。

うちの子が入った学部は食関連というだけで、とりあえずの縛りは何もない。
大学全入時代とはよく言ったもので何と入れてはくれる。
ある程度できる子であれば、いろいろな方向を考えることができるので自由度は高いが、
何せそもそもの学力、質が問題となるので何とか卒業して、
どこかの正社員で就職して自活してくれればみたいな感じはある。

食関連のいろんな資格があるのだが、
最近のこのレベルの学生は、資格を取ると責任が増える分
学費込みの資格も取りたがらないらしい。
また、この学年は遅刻、欠席が多いとも言っていたなぁ。
遅刻してきて教室の前まで来て、入りにくくて出席しないなんてこともあるそう。

どこまで信じていいのかわからないが、
食関連は景気には左右されないそうだ。
就職9割以上、うち8割は正社員みたいなことは言っていたが、
うちの子はそれには入れないんじゃないかと。

奨学金も2/3以上借りてはいるそうだ。
返済が、50歳くらいまではかかるみたいだが、
最近は60歳くらいまでの返済にするようなものもあるらしい。
そこまでして大学に入るのがいいのかどうかはわからない。

ある程度資格を目指す学部はそれが条件なら大学に行くしかない。
学問それ自体を志すのも大学しかないだろう。
能力があるのに家庭の事情でいけないのは不公平だ。

リベラルアーツ系の学部はそもそも階級社会における教養でしかないが、
高卒、大卒で基本給から生涯賃金まで差がある。

企業も規模によっていろんな事情はあるが、どうせ法律でも作るなら、
社会人になってからも大学へ行って学習できる機会を法制化してほしい。

 

 

1月 172012
 

3年生の系統講義の試験問題を作成。

穴埋め問題だが、産科は診断や治療に関して確実なものが少ないため
試験問題の作成はかなり神経を使う。

どちらかというと3年では臨床講義が初めてなので
用語の定義的な問題にすることにしている。

7月 042011
 

7/4から久々に医局に入った新人後期レジデントのKさんがついた。
3Mは産科研修だったので婦人科は初めて

何にしろ最初が肝心、責任もあるのできっちりやれればと思う。

とりあえず本日は癌治療学会の
制吐剤ガイドラインのこと、保険診療のことを少し話す。

2月 022011
 

今月も現行研修医制度最後のレジデントがついた。
あまりほっとかないようにと医局長から釘を刺されましたが、
まあそれなりに指導はしているつもりです。

来年度からは産婦人科は選択か専攻しかない。
まず専攻するレジデントはほとんどいないため選択してきてくれるのを祈るのみです。

現状、大学への患者さんの free access および 専門化による一次病院の診療分野縮小のため
大学は目の回る忙しさで、労働環境の悪化、トップの交代などで更なるスタッフの減少に…
この上、レジデントの産婦人科選択性と悪循環は続きます。

まだ2年目レジデントとして毎月大人数できてくれていれば手数にはなり崩壊を免れてきました。
指導するとゆう観点からは若干問題はありますが…

まあ、やれることは限られているので、なるようにしかなりません。
明るく楽しく、愚痴もいやみにならない程度にw ゆっくりいきましょうか。

 Posted by at 8:55 PM
1月 232011
 

月曜日系統講義があるため休日出勤にて準備。

まあ準備としては講義パワポを見て話す内容を確認し、疑問があれば調べておく程度ではある。
同時に試験問題も作成する。

学問の世界、特に医学分野はここ数十年はかなりのスピードで進んでいるため
どの時点の知識を確実なもの(なんてないが)教授するのか…

底本にしている教科書は世界的に定評のある
WILIAMSだが一昨年末に23版となった。
今回の改訂は結構見た目も内容もわりと変わった。

昨年講義シラバス作成時にはすでに間に合ってなかったので、
今年改定するところをサボってしまった。(いいわけである。)

やることは減らないなー。

6月 202009
 

別にポピュラーというわけではない。pelvic organ prolapse の略である。

半日,学生の講義準備,試験問題づくりに費やしてしまった。

性器の位置異常ということでこの分野へくるわけであるが,
結構欧米と本邦の差がある。
講義するからには,しょうことなしにまた少し調べてみると,
本邦では欧米に比べintercourseが高齢者ではほとんどなくなることが,
VTH+plasty手術(膣が狭くなる)が標準である理由とされていた。
どうなんでしょう?

教科書的にも欧米のtextではurogynecologyがほぼ一章分まるまる費やされている。
手術としては面白い分野なのですが,産婦人科のみならず医療崩壊の昨今,
やっぱりどうにもならないんでしょうねぇ。

問題はどこまで教えたらいいのってことなんだが…

 Posted by at 3:10 PM  Tagged with: