葉酸代謝拮抗剤。主に悪性胸膜中皮腫,非小細胞性肺がんに対する治療薬。イーラーリリー開発・製造・販売、商品名はアリムタ® (Alimta®)。MTAと略。開発コード名はLY231514。ペメトレキセドナトリウム水和物は白色~微黄色または黄緑色の凍結乾燥された結晶性の粉末であり、化学式は C20H19N5Na2O6・7H2O、分子量は597.49 g/molである。これを溶解して点滴静注で使用する。日本においては、2007年1月4日悪性胸膜中皮腫治療薬として製造販売承認。同年薬価基準収載し、アリムタ®注射用 500mg 1バイアルで240,649円。
週一回,近所の病院に午前中だけ外来をやりにいっている。
以前ここは分娩でならした病院だったが,数年前に分娩取り扱いも止め,
現在はそこのドックのためにのみ2回/週,外来を開けている。
6月からこの病院のある市のがん検診が始まったため,
本日も5人ぐらいやってきたはいいが,
報告伝票がいきなりベセスダに変っていた。
実は今年から婦人科癌の細胞診にベセスダが導入されるとは聞いていたが,
いきなり報告書がこれかよってあわてた。
実はこの病院では婦人科の常勤がいなくなったのだが,
細胞診伝票はまだベセスダ対応にはなっていない。
しかしながら,最終判定は自分がやっているわけで,
さっそく細胞診検査の担当者と急きょ協議,
コメントでベセスダの判定を入れてもらうことにした。
いくつか問題点があるのでなんとかしなければならない。
まずは伝票の問題。
以前は地域の基幹病院だったので独自の伝票を使用していること。
これをベセスダに対応させることは病理医と要相談。
標本の適否の問題。
通常通りやっても10%程度は不適と判定された場合再検査はどうする?
再検査の費用は,医療機関?それとも市?とりあえず確認してもらう。
HPV検査をどうするか。
ASC-USの場合HPV検査をやるか,6M以内の細胞診。
保険適応もないし,まだ導入もしていない。
とりあえず自費設定をいくらにするか,病院に決めてもらい外注に出すことで。
一応保険外で¥5000-6000かかるので,説明して希望者のみにすることに。
以上はとりあえず。
根本的には液状検体の問題。
実はこれには,標本作製などにかかわる数百万単位の器械がいる。
これは病院の体力と病理の先生が大きくかかわるので検討課題。
コスト問題も考えて,細胞診採取は綿棒を使用していたのだが,
標本不適が多くなる気もするのでブラシに戻すか。
現実的に,従来の日母方式で充分問題はなかったのだが,
学会のお偉方と,お役所仕事でいきなり導入され
施設の対応状況もまちまち。
しばらくは混乱しそうである...
本日は午後から地方会の総会。
われわれの業界は全国組織が2つ。この辺の事情はいわゆる大人の事情?
今となってはかなりめんどくさい。会費も高いのでなんとかならないかなぁ。
一応今年から何とか委員ということで出ないとまずいと思って遅れないように。
まあ研修会もあるのでそれなりにまったくの役に立たないという会合ではないのだが。
やっぱり中堅、若手は少ないのもあるが、来ない。
研修会は、周産期関係のI先生。
1991年にM県に行って、周産期のシステムをオーガナイズしたそうだが、
明確なストラテジーが当初からあったようにお話があったが
それが事実ならやはりすごい。
周産期分野、臨床研究分野で明確なストラテジーを描いて
臨床、教育、研究分野でしっかりとしたビジョンをもとにした成果。
もうこんな年寄りより、若い人に聞いてもらいたかった話。
腫瘍のF先生も明確なビジョンがあるオーガナイザーだと思ったが、
I先生も負けず劣らずというところでしょうか。
人をオーガナイズしてモチベーションを上げるということがいかに難しいか。
やっぱり何かは犠牲にしているんだろうか…
それとも何でも持っているんだろうか…..
大宮ソニクシティでGOTIC(Gynecologic Oncology Trial and Investigation Consortium of North Kanto)が一般社団法人としてのスタートをきった。
ここ10年で癌治療はEBMを重視した臨床試験の方向へ大きく舵をきった。
関東では,これまでも大学ベースの臨床試験グループは存在したものの
本格的な地域グループは存在しなかった。
一つには利害が絡まない強力なオーガナイザーがいなかったせいもあるが,
なんとか人を得てスタートできた様である。
今後はプロトコールの段階で様々な思惑が表に出るだろうが,
多少押さえてもらって,いい試験が組めればと思う。
結局,最終的に患者さんのためになればいいのだが….
以下 CDCガイドライン。
http://www.cdc.gov/flu/professionals/infectioncontrol/pdf/peri-post-settings.pdf
1957年以前は何らかの免疫があるとの可能性が言われています。
スペイン風邪HINI,アジア風邪H2N2で主流のウイルスが変わったということで。
自身,ちょうど57年生まれ,微妙。
神戸の第一号の全遺伝子配列が解明されたとのことで
アメリカのものとはすでに16か所の変異があるとのこと。
いつ強毒型に変わってもおかしくない?
またやっとPCRプライマーが全国へ配布されたとのこと。
関東の戦いはこれからです。
北関東婦人科がん臨床試験コンソーシアム GOTIC 入会。
公益法人を目指すことになっていたが,一般社団法人となっていた。
東京ミッドタウン 婦人科VTE予防サミット
まあこんな会議でも少しはためになります。
覚書
CCr=(140-age)×BW(kg)/72×SCr(mg/dl)
肥った人、女性
上の式×0.85
2.プロテインC欠乏 日本人に多い
3.D-ダイマー 腹水が多いと上昇当てにならない。
現在勤務しているのはれっきとした大学病院の周産期センター。
新年度スタートして先週は学会のため実質は今週から。
周産期部門は日勤帯,わずか5人が病棟担当医。
そのうち3人は私も含めロートルで
それぞれの専門外来など外来中心。満足に病棟業務ができるかどうか
実質4人足らずぐらいの勘定となる。
1人頭の適正分娩件数が100人ならば,実質400人前後であれば...
一昨年はおよそ1000件の分娩。
昨年からとうとう分娩制限を開始して,
昨年度は800件ぐらいにはなるという。
4月に入り今のところ病棟はガラガラでやっていけてるが,
どれぐらい分娩件数になるかは不明。
このまま行ってくれなければかなりやばいかも。
本日より新年度,結構忙しい。
本日,別のルートからクレームがつく。
仕事の内容としては接客業に近い部分もあるが,
本人としてはよくいえばフランク
悪く言えばぶしつけな話し方をする。
それについてはときにクレームが来くる。
実際人前では平然を装うが,結構へこんでいる。
反省すること,思うこといろいろあるが
万人にいい顔するのは難しいし,
一度だけで判断されるのもかなわないのも確か。
切り替えが大事。