11月 202009
 

腫瘍学会の前日でもあり,全体会議が行われた。

今回は10月30日版が評価委員にまわり,その意見が取り入れられるところは取り入れることに。
他に全体の構成の調整と用語の統一,また商業誌の引用は控えるようにとのこと。

担当部分は内容につては特になく,文献を整えるという指摘があったが,
ひとつ前の訂正稿が評価委員会に回っていたようで,あまり問題にはならなかった。

次回はJGOG年次会議後のコンセンサスミーティングだが,
主題はフォローアップと再発卵巣がんなので気楽に行ける。

 Posted by at 5:30 PM
11月 072009
 

第23回栃木県更年期研究会。

特別講演 Y先生 ホルモン補充療法ガイドライン
HRT製剤の歴史の話が面白かった。

とくにPremarinの語源。Pregnant+Mare+Urin。
文字通り妊娠+牝馬+尿だそうだ。
Mare(マーレ)はラテン語の「海」という発想しかなかったのだが,
よくよく見ると「メア」とも読める。そうか,ナイトメアのメアか。なるほど。
後でWiki検索してみたら,ゲルマン語系列では繁殖用牝馬ということらしい。
ちょっと得した気分になった。

最近,何事にも歴史ありということでいろんなことが結構気になる。
Y先生は,チューレン大学シャーリー教授(1977年視床下部ホルモンの研究でノーベル賞)
のとこに行ってたことがあるらしい。
更年期エストロゲン製剤の治験に関与してきたらしいが
2004年のWHI試験中止の影響をもろ受けた。
日本更年期医学会も同様。
いろんなサブ解析とかやらでなんとか2007年あたりからまた復活しつつあるらしい。
ここで一度ガイドラインでテコ入れを   と.....
また続々とエストロゲン製剤の投入が始まる…..。

まあ,第2回日本更年期医学会(いつに間にか研究会を入れて9回目となっていた。
今年は24回目らしい。学会になってからは17回目?)を主催したり,
うちは前ボスの時代,結構更年期医学会の成立から深くかかわっていて
今や,生殖内分泌でも更年期医学が一つのサブスペシャリティとなったことは
喜ばしいこと。かな?もうちょっとアピールしとかなきゃ。

 Posted by at 10:55 AM
11月 022009
 

Windows7にするかどうか迷っています。

事前にproffesional版を購入したんですが,実は今はVistaのhome版2台,ultimet一台?,xp一台だったんです。
ということは,homepremiumを購入すればよかったのにと。
気が付いたら,homepremiumの3ライセンス版は完売。

もし,メイン(homepremium)にprofessionalをいれるとすると,クリーインストールしなければならず面倒。
homeだと互換性に問題がでる可能性が。

一応,チェック(アップグレードアドバイザー)を実行してみたら,
セキュリティソフトの live onecareを削除しろと
よくよく調べてみると9月でちょうどライセンス期間が終了し,
半年間の無料延長になっていて,onecareは廃止と.....

どういうことって感じで検索してみると,
security essentials という無料ソフトがあった。
まあ,firewall,fishingには対応していないが,
病院で使用するには問題なさそう。

とりあえず気付いたのはそんなところ,
さてどうしよう。

 Posted by at 9:34 PM
10月 272009
 

NK1(ニューロキン)受容体(substance P receptorと同義)拮抗阻害薬
とくにシスプラチンの遅発性嘔吐に

1日目アプレピタント125mg(経口)+デキサメサゾン12mg(経口)+オンダンセトロン16mg(8mgを1日2回経口)
2日目と3日目にアプレピタント単剤80mgを連日飲ませるスケジュール。

 Posted by at 6:20 PM
8月 112009
 

Transfusion Related Acute Lung Injury 輸血関連急性肺障害
輸血中~6時間以内非心原性の肺水腫を伴う呼吸障害。抗顆粒球,抗HLA抗体の有無。

 Posted by at 4:40 PM
3月 182009
 

子宮筋腫には現在いろいろな治療法があります。
ある程度の侵襲(少なくとも体を傷つける)が加わるものとして,
1.おなかを切開して子宮を全部取ってしまう複式子宮全摘術,
2.膣から子宮を摘出する膣式手術
    (基本的にはお産をした人,赤ちゃんの頭が出たぐらいだから)
3.腹腔鏡(内視鏡)下の手術,補助的に使用して膣式に取る方法もあります。
4.股からカテーテルを入れて子宮動脈からの栄養血管を止める方法
5.子宮の中にできた筋腫を削る方法
6.その他,超音波による方法
など様々な治療法が考えられます。
もちろんそれぞれには手術を正当化する厳密な適応が必要ですし,
その方法でしかやれないというものもあるでしょう。

いざ,こういう治療が考慮されたときにどの方法を選ぶのが一番いいのでしょうか。
現在の国民皆保険による治療はこの少子高齢化,国家財政の大赤字,
医療費削減の流れの中でまあ意外と考慮されてると思います。

保険診療を最低限のセイフティネットだとすると,
まずいろんな使い捨て機器を使いコストを喰う腹腔鏡手術などは
適応する必要さえないといえますが,
(実際には開腹による子宮全摘術よりも高い保険点数を払ってくれる,基本コストは高くつく)
問題は保険適応されたがゆえに,必要器材のコストはすべて医療機関が負うことです。
他にも手術室の占有時間が長くなるなどのデメリットは大きい。
(保険診療と自費診療は同時に行ってはいけないのが原則なのです)
誰しも自分が最高の医療,ゴッドハンドにかかりたいと思うのはやまやまですが,
結局のところ誰かがコストを払っているのであって,
保険診療という枠内で縛られてしまった医療期間はその総量規制の中で
疲弊していくだけなのです。

本音を言えば手術をせざるをえない子宮筋腫は,皆保険の包括医療の中では
腹式子宮全摘のみを代表として包括点数にして,
そのほかの外科的治療の包括部分は保険から出るようにして,
施設ごとに力量に応じてオプション料金を自費でとるというのは間違ってますか?

たぶん医療の平等性は損ねると思いますが,
そうでもしなければやっていられない状況に医療機関は陥っています。

 Posted by at 7:20 PM
3月 222008
 

4月で娘のそらのジュニア上級科修了します。
この間区切りとしてグレード試験8級を受けて合格しました。今度はもしかしたら受からないかもと思っていたのでほっとすると同時に, 非常に感激しております。
ヤマハのクラスとしては, ジュニア専門ハイクラスというのもあって, そちらは同年齢でグレード7級が区切りとなっており, そらのこのクラスは何とか続けてきた程度のクラスです。
何人も途中でやめたり, レッスンの都合でクラスが変わったり, 一緒のクラスで始めた子は1つ年上の子が1人残ってるだけです。しかし, この春でその子も個人レッスンのほうへ変わるため, 一緒に入った子がいなくなり, また今の教室ではアンサンブルクルーズが成立しなくなるため, 少し離れた教室へ通うことになります。
4歳のころ幼児科から始めて6年, 続けてきたわけですが自主的な興味があったわけではなく, 親のエゴではじめさせました。
そんなわけで今でも自主的に練習するようにはならず半強制的にやらせています。
うちの家内は, 自分で興味が出たらやらせましょう派だったためこのことでは、衝突しまして, 今はピアノに関しては私のみの担当になっています。
私としては, 音楽教育は早いほどいいという考え方だったため, レッスンはここ2-3年はそらと私の唯一のコミュニケーション(と思っているのは私だけ)となっております。
家内自体は, ピアノをはじめ音楽教育は受けておらず, 私がバイエルだけは何とか小学校6年間かかって終えているのでこうなりました。
とにかく, この6年間は練習させるのも大変で, たたいたりしたこともあります。
ただ, ピアノに限らず学校の勉強にしても自分で進んでやるタイプにはならなかったようで, うちの家内はそちらで苦労しています。
ただ, 私としてはそらがもっと大きくなったときに, ある程度自分で音楽が理解できるようになるのが目標でやらせてきたわけです。ごく平凡クラスですが, このくらいになると理論はともかく, 実際に弾くことに関してはそらのほうが上手だなぁと思うときもあり, また耳はできてるようです。
われわれの時代の音楽教育は, 移動ドで相対音感による教育でしたので, 練習のときにそらがドじゃなくてソでしょうといわれたりすることもあり, やっぱりみみはできてるんだなぁと感激してます。
今後は教えるためには自分も少し練習しないとキツイところへはいっていきそうなので,それはそれで楽しみにしています。

 Posted by at 9:47 AM
1月 222008
 

このサイトはpinサーバーへは登録しておらず、細々と書き込んでおりました。
今回初めて、MAAのBBSでカミングアウトいたしました。
少し見られることを意識して、昨日アマゾンへのアフィリエイトを登録してみました。

Photo

左はリンクしているわけではありません。
ちょっと張れるかどうかのテストです。
アマゾン画像からは直接はれないみたいですねぇ。

それはともかく, いいアルバムですので聞いてみてください。
アマゾンへは右のリンクからどうぞ。

 Posted by at 7:59 PM