もうほとんど遠い記憶である。
川のそばにある叔父さんの家へ行くと、その向こう三軒ぐらいに貸し本屋があった。
1959年(本人2歳!)には少年週刊誌(サンデー、マガジン)が登場し、1967年くらいには少年誌は一般化していた記憶があり貸し本屋もほとんど消滅していた?ため、それ以前小学校低学年以前と思われる。
いつも叔父さんちへ行くとその貸し本屋から4,5冊はまとめて資本をかりて読んでいた。
忍者物、怪奇物、少女ものなどがあったと思うが、このあたりは月間週間少年少女誌もすでに登場していたのであいまいな記憶でしかない。
現在、格差社会だの何だのといっているが、小学校低学年以前は明らかに格差があり、
東京オリンピック(1964年)を境に一気に一億総中流へ向かう以前の名残であったかも知れない。