

一日で読了.
もうほとんど遠い記憶である。
川のそばにある叔父さんの家へ行くと、その向こう三軒ぐらいに貸し本屋があった。
1959年(本人2歳!)には少年週刊誌(サンデー、マガジン)が登場し、1967年くらいには少年誌は一般化していた記憶があり貸し本屋もほとんど消滅していた?ため、それ以前小学校低学年以前と思われる。
いつも叔父さんちへ行くとその貸し本屋から4,5冊はまとめて資本をかりて読んでいた。
忍者物、怪奇物、少女ものなどがあったと思うが、このあたりは月間週間少年少女誌もすでに登場していたのであいまいな記憶でしかない。
現在、格差社会だの何だのといっているが、小学校低学年以前は明らかに格差があり、
東京オリンピック(1964年)を境に一気に一億総中流へ向かう以前の名残であったかも知れない。
私が本の虫になったきっかけは、1964年9月刊行開始、1968年まで小学館で刊行された少年少女向けのこの全集です。 よくよく考えれば、何と小学校一年生の時に購入開始していたわけです。第一回配本なんかいまでも鮮明に覚えています。ほぼ全巻読破した…のかな?親としては子供の教育のためでしょうけど、今に至るまで多大な影響を受けています。
10歳になる娘がいますが、こういう定期刊行の全集本は今の時代には売れないせいか見かけませんねぇ。
表紙には世界の名画が付いており、名画にも詳しくなりました。
子供向けの翻訳なので後で読み直した本もたくさんありますが、子供にはちょうど良かった気がします。
これをもとに読書の幅が広がり、この年に至るわけです。いずれぼちぼち調べて少しずつUPしてみます。
5/6 ジョージ・R.R.マーティン 七王国記シリーズ 王狼たちの戦旗(2)読了
このシリーズは面白い、特にこれは人物像が非常に細かく描かれていてすばらしい。
ファンタジーは味付け程度だけど....