3月 232010
 


このシリーズのどの年をとってみても、この年(多感な中学一年生13歳でした。)どの曲にも思い入れがあり、今見てもかなり幅広い音楽性がある。
1970年は文字通りビートルズ解散の年であり、この年前後にロック史上いくつもの花が開いた。
キングクリムゾン、ツェッペリン、シカゴ、サンタナ...

今聴いている音楽はこの年がすべてのはじまりであり、今につながっている。

1. セックス・マシーン(ジェームス・ブラウン)
2. 魔法(ルー・クリスティ)
3. ブラック・マジック・ウーマン(サンタナ)
4. 帰ってほしいの(ジャクソン5)
5. 霧の中の二人(マシュマカーン)
6. つばめのように(ジリオラ・チンクェッティ)
7. ガラスの部屋(ペピーノ・ガリアルディ)
8. 涙のクラウン(スモーキー・ロビンソン&ミラクルズ)
9. ローズ・ガーデン(リン・アンダーソン)
10. 京都の恋(ベンチャーズ)
11. ワン・バッド・アップル(オズモンズ)
12. イン・ザ・サマータイム(マンゴ・ジェリー)
13. 悲しき鉄道員(ショッキング・ブルー)
14. ナット・ロッカー(EL&P)
15. ノックは3回(トニー・オーランド&ドーン)
16. ミー・アンド・ボビー・マギー(ジャニス・ジョプリン)
17. ラヴ(レターメン)
18. ナオミの夢(ヘドバとダビデ)
19. 青春に乾杯(ミッシェル・デルペッシュ)
20. 黒い炎(チェイス)

3月 042010
 

シカゴII(シカゴと23の誓い) 1970年
シカゴではじめ記憶に残ったのが、表題の「長い夜」でした。
イントロの印象的リフに始まり、強烈なブラス。

洋楽の聴き始めは、家にあったポプラーソングLP全集のなかの
ドゥワップ、フォーク、カントリー、ポップスなどが初めてでした。
その前に邦楽での、和製ポップス(洋楽のカバー)などがあり、GSが合って平衡していたわけです。
1970年というのは中学一年生。実際には当時は、ラジオ全盛時代で
オールナイト日本などが洋楽を聴くきっかけだったんでしょう。
一方でNHKでもステージ101というショー番組などで、結構いろいろな洋楽が耳に入ってきました。

シカゴはとにかく初期はブラスロックという風にジャンルわけされ、
初期のアルバムはすべて2枚組みで
当時の中学生にとっては1972年のカーネギーホールライブが出てやっと買いました。

ピーター・セテラが主導権を握ってからは聞かなくなりましたが、
やはり今こうやって聞くと、長い夜もピーター・セテラでしたが、
ほかの楽曲でのテリー・キャス、ロバート・ラムなどと、ブラス隊の絶妙なバランスがいいですねぇ。
このころはロバート・ラムが主導権を握っていて、割と政治的、哲学的なコンセプトを気に入っていました。

昨年から今年にかけて40周年ということで来日や、再発が出て
あらためて聞きなおしてみると、いいバンドですねぇ。

3月 022010
 

黄金の狩人 THE TAWNY MAN TRILOGY ; FOOL’S ERRAND
ファーシーアの一族 フィッツが帰ってきた。30代前半にしてかなり老成している。
しかし第2次大戦以前は、日本でも平均寿命50歳だったんだから、人生半ばを過ぎていることになる。
寿命は延びても、いつまでも大人にはなりきれない自分は....

2月 192010
 

WordPress Ver2.9.2-jaがでたのでアップグレードした。
テーマ Suffusionも 3.3.5へアップグレードしているようなので引き続きやったところ
サイトが表示されず。ここ4-5日悩みました。

Suffusionを入れたところでハングしたので,削除してみましたが,今度は管理画面すら出ない白の世界。
それじゃあとWardopress2.8のときに保存しておいたファイルのconfig.phpを入れ替えてみたり,
検索してみるとエディタでBOMがつくとダメとか,ファイルの属性が755だとか….

今日,ふとSuffusion3.3.5をダウンロードしなおして
アップしてあったファイルを消して入れ替えてみたところ....なんとか復活しましたw

Suffusionテーマは,自動アップグレードができるようになってはいなかったのであれですが,
やっぱり転送ミスとかあり得そうなので,
バックアップはやっぱりしとかなきゃ(またすぐ忘れると思うけど)と思いました。

2月 192010
 

有限と微小のパン The perfect outsider
insiderにはじまり,outsiderに終わる。S$Mシリーズはひとまず終わる。

人間を人間たらしめているものは何か,このシリーズを通して考えさせられた。

2月 162010
 

数奇にして模型 NUMERICAL MODELS
森博嗣 S&Mシリーズ 9作目。

正常と異常,個人と集団。人は無意識に自分の尺度でカテゴライズし,理解できないものを異常とする。
modelingもまた同様。型にはめようとすれば,デフォルメされる。

昔,トランジスタが登場してきたとき,アンプなどではやはり真空管の音がとか,
アナログ盤からCDに変わった時も同様の議論があった。

少し違うが,我々の業界でも注射器がポリエチレン(かどうかは知らない)のディスポーサブルに変わった時に,
ガラスの精密さは二度と手にできないものになってしまった。

どちらがいいとか悪いとかという議論ではない。ただそれだけ。

解説も秀逸。
1957年生まれの森博嗣とまったく同世代の自分としては,
推理小説というカテゴライズでこの作者を考えているわけではない。